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2025年2月15日(土) 職場の教養感想|道徳と経済

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この記事でわかること

職場の教養|道徳と経済

道徳と経済

昨年、発行された新紙幣のデザインに選ばれた一人に渋沢栄一がいます。
渋沢栄一は「日本資本主義の父」と呼ばれ、五百もの企業の設立にかかわり、国の近代化に大きく貢献しました。
さらに、約六百の教育機関や社会公共事業、研究機関の設立・支援にも尽力しています。
渋沢は「道徳経済合一(ごういつ)」の思想でも知られ、このテーマで多くの講演を行ないました。
企業の目的が利潤の追求にあっても、その根底には道徳が必要であり、国家や人類全体の繁栄に対して責任を持たなければならないと考えていたのです。
私たちが仕事に取り組む際の心構えについて考えてみましょう。
金銭を得るために頑張ることは決して悪いことではありませんが、他者や公共の利益を考えることも大切でしょう。
私たちも、自分の利益だけにとらわれず、誰かの幸せを願って仕事に取り組むと、新たな視点が見えてくるかもしれません。
今一度、仕事に対する自身の心の軸を確認してみてはいかがでしょうか。

今日の心がけ◆他者を思って働きましょう

職場の教養 2025年2月号

感想例①

渋沢栄一の「道徳経済合一」という考え方には、とても共感しました。

お金を稼ぐことと道徳を守ることは、相反するものではなく、むしろ両立すべきだというのは、現代の社会でも大切な考え方だと思います。

特に最近は「社会にいいことをしながら利益も出す」っていう企業が増えていて、SDGsとかエシカル消費とか、そういう流れとも通じるなと思いました。

利益を追求しながらも、長期的な視点で社会全体のことを考える企業こそ、結果的に信頼を集め、成長していくのではないでしょうか。

私自身も、仕事をするうえで「自分の成果」だけでなく、「周りの人や社会にとって意味のあることか」を意識するようにしたいと思いました。

「自分のため」だけでなく「誰かのため」を意識することで、仕事のやりがいやモチベーションも変わってくるかもしれませんね。

感想例②

「道徳と経済の両立」という考え方は理想的ですが、現実はそううまくいかないのでは?とも感じました。

ビジネスの現場では、短期的な利益を求めるプレッシャーが強く、道徳的な判断が後回しにされるケースも少なくありません。

例えば、大企業が環境問題や労働環境の改善を掲げつつ、裏ではコスト削減のために過酷な労働を強いるという矛盾もありますよね。

また、道徳的な経営を心がける企業が、競争に負けてしまうこともあるのが現実です。

渋沢栄一の時代とは違って、グローバル化が進んだ現代では、倫理観の基準も国や業界によって異なります。

「道徳経済合一」は理想として素晴らしいですが、それを現代のビジネスにどう適用するか、具体的な方法ももっと議論されるべきだと感じました。

感想例③

「道徳と経済の両立」って話を聞いて、ファストフードと家庭料理のことを思い浮かべました。

ファストフードは子供も大好きだし、早くて手軽だけど、健康や環境にはあまり優しくない。

一方、家庭料理は手間がかかるけど、栄養もバランスよく取れるし、作り手の思いやりも感じられます。

これって、「短期的な利益を優先する経済」と「道徳的に良いことをする経済」の関係にちょっと似てる気がしませんか?

もちろん、全部を家庭料理みたいにするのは難しいけど、仕事でも「とにかく早く結果を出す!」だけじゃなくて、「長い目で見て意味のあることか?」って考えるのは大事だなと思いました。

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この記事を書いた人

職場の教養の感想発表に悩まされる会社員
少しでも悩みを解消するため、当ブログで感想例をまとめています
同じ悩みを持つ人のヒントになれば嬉しいです

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