職場の教養|パリおにぎり
パリおにぎり
日本人のソウルフードである「おにぎり」が、数年前からパリで流行しています。
「パリおにぎり」とは、日本のおにぎりにフランス独特の具材や調味料を取り入れたアレンジおにぎりのことです。
例えば、パリのサントトリニテ教会の目の前にある、フランス人が経営するおにぎり店 「ONIGIRIZ(オニギリズ)」 では、「卵とソーセージ」や「トマトと生ハムとオリーブ」など、珍しい具材のおにぎりが並んでいます。
二つ以上の具材が入っていることや、海苔を食べないフランス人向けに作られていることが特徴です。
また、グルテンフリー対応の食品を求める人や完全菜食主義のビーガンにも対応できることが流行の要因のようです。
私たちにとっては身近で当たり前のものでも、外から見ると新鮮に映り、新たな価値が生まれることがあります。
固定観念や思い込みを見直し、第三者や異なる意見を持つ人の声にも耳を傾け、新たな視点で物事に取り組みたいものです。今日の心がけ◆異なる視点で見つめ直しましょう
職場の教養 2025年3月号
感想例①
おにぎりがパリで流行していると聞いて、とてもワクワクしました。
身近な食べ物が海外で新たな形に進化して、多くの人に受け入れられているのは、やっぱり嬉しく感じます。
フランスならではの具材を取り入れ、日本の伝統と融合している点が面白いと感じました。
トマトや生ハム、オリーブを入れる発想は、日本ではあまり見かけませんが、フランスの食文化を考えると納得できます。
また、ビーガン対応やグルテンフリーといった、現代の食のニーズにしっかりマッチしているのも素晴らしいですね。
この話を読んで、固定観念を捨てて新しい視点を持つことの大切さを改めて感じました。
普段「こういうもの」と思い込んでいることも、ちょっと違う角度から見たら、新しい価値が生まれるかもしれません。
私も、柔軟な発想で物事を考えて、仕事や日常に活かしていきたいなと思いました!
感想例②
「パリおにぎり」の流行、面白いなと思う反面、日本のおにぎりとはちょっと別物になっている感じもします。
おにぎりって、シンプルだからこそ美味しいと思うんですが、具材を増やしたり、海苔をなくしたりすると、おにぎりの良さがちゃんと伝わってるのかな?と気になりました。
もちろん、食文化が違うからこその工夫は必要だし、多様性が広がるのは良いことですが…
でも、日本の「塩むすび」や「梅干しおにぎり」みたいなシンプルな美味しさも、ちゃんと知ってもらえてるのかな?とちょっと気になります。
あと、こういう海外発のアレンジが流行ると、なんとなく「日本のおにぎり=古いもの」みたいなイメージがついてしまうこともありますよね。
流行で終わらずに、ちゃんと日本のおにぎりの原点や魅力も一緒に知られて、定着していくといいなと思いました。
感想例③
フランスの食材を使ったおにぎりは、ちょっと奇抜な発想にも思えますが、考えてみれば、料理は常に進化を続けているんですよね。
日本でもカレーライスやナポリタンなど、もともとは外国の料理が日本風にアレンジされて、今ではすっかり定番になっています。
逆に、お寿司が海外で「カリフォルニアロール」になったみたいに、おにぎりもまた世界の食文化の一部になりつつあるのかもしれません。
この話を読んで、何か新しいアイデアを生み出すには「異なるものを掛け合わせること」が大事なんだなと感じました。
仕事でも、人との関わりでも、違う価値観や考え方をミックスすると、思いもよらない面白い発見があるかもしれないですね。
おにぎりのように、シンプルだけど柔軟に形を変えられるものこそ、可能性を秘めているのかもしれません。
私ももっと柔軟に物事を考えて、新しいものを楽しんで取り入れていきたいなと思いました。